瞬間膨張防護服

近い将来、東海から西において[ 南海トラフ巨大地震] が発生した場合、
最大32万人が死亡し、238万棟が全壊・消失するとの被害想定が内閣府より公表されました。
しかし、津波からの迅速な避難や建物耐震化によって、死者は約6万人にまで
減らすことが出来るとの説明もあり、今一番大切なのは「減災」の為の対策です。
一人でも多くの人の命を救うために開発されたのが【瞬間膨張防護服】です。

使用前→膨張後
  • ■赤いフックを引いた瞬間にCO2ボンベに穴が開き、圧縮ガスが防護服に流れ込み瞬時に膨張
  • ■200kgの耐圧・耐衝撃性があり、漂流物からの衝撃から首・胸・脊髄を保護
  • ■空気膜により、浮き輪(ライフジャケット)としても活用可能
  • ■夜間に光を反射するリフレクター素材を使用
  • ■繰り返し使用する場合は、空気膜の中の気体が残っている状態で膨らませないように注意する
  • ■CO2ボンベは、1回の使用につき1本使用
  • ■カラーセレクト、ネーム入れ、カナビラ追加はオプション対応

開発経緯

東日本大震災では、救助活動にあたっていた多くの消防団員が津波の犠牲となりました。
彼らは、津波で流されている人や救いを求める人々の救助に向かう途中で命を落とすケースが多かったのです。
水面よりも水中で流れている様々な破片・残骸が人体にぶつかることが致命傷に繋がる大きな原因でした。
その原因(人体衝撃)の大幅緩和を目的に開発されたのが、「瞬間膨張防護服」です。
この防護服を着用することによって、有事の際の〝救助への躊躇" を払拭し、救助活動を行う人々の
士気の高揚につながり、1人でも多くの人々を救助するのが最大の目的です。

導入実績

高知県 尾崎正直知事(2012 年5 月21 日撮影)

先に発表された南海トラフ巨大地震で、沿岸部に高い津波が襲来し大きな被害を受けると予想される
高知県南国市と高知市では、「団員の命を守って初めて市民の命を守ることが出来る」との考えのもと、
安全装備の充実に着手。
救助活動にあたる消防団員の装備として瞬間膨張防護服が導入されることとなりました。
災害救助用として瞬間膨張防護服が導入されるのは、全国でも初めての試みです。

動画による説明

仕様・価格

*カラー 黒・赤・オレンジ・緑・青
*瞬間膨張防護服(ボンベ装着済) 48,000円(税別)/ 着
*CO2 ボンベ(追加) 1,500円(税別)/ 本
*背中文字入れ(オプション)  
 ・シルク印刷「版」製作費 15,000円(税別)/1色のみ
 ・シルク印刷費 3,000円(税別)

瞬間膨張防護服参考データ

新聞記事掲載

高知消防通信

南海トラフ地震参考資料

瞬間膨張防護服商品データ

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