アキュサイトクリーナー導入事例レポート(山形生協)
生活協同組合共立社総合企画部施設管理課 渡部正志さんにアキュサイトクリーナーの効果を取材した。鮮魚の加工ライン冷却塔(?総量トン)と2400坪の店舗の空調として冷却塔(360総量トン)に導入されている。
7日程で悪臭を放つ富栄養化(腐敗)が改善
2008年に鮮魚加工ラインに導入。循環水の腐敗と悪臭、冷却塔周辺のカビの問題を抱える。薬剤を投入しても効果が見えず。導入後、7日程で富栄養化が改善され透明度のある循環水に。同時にカビも徐々に減少する。公園が隣接しているためレジオネラ菌の問題も危惧されたが、問題なし。
導入前、富栄養化、悪臭、カビに悩まされていた冷却塔。
消費電力問題が改善。コストダウンが実現
店舗用冷却塔は、メイン冷却塔とサブ冷却塔と総計360総冷却トン。シリカと炭酸カルシウムに悩まされ冷却効率の低下に悩まされる。クリーナー導入後、赤錆も含めて砂状化して、冷却塔底部に沈殿するようになる。効果が観察されたが、経過ー過前後。盛夏には、2基の冷却塔がフル稼働の状態。導入後サブ冷却塔は、ピーク時に断続的に稼働するのみ。明らかに冷却能力に余力が観られる。
売り場総面積2400坪の空調を賄うのは360総冷却トン
冷却塔 幾何学的に配置されたクリーナー 冷却塔底部に、砂状の沈殿物。
今後の展望
冷却塔を含め、製造施設、店舗施設の保守管理に余念のない渡辺さんは、こう語る。
アキュサイトクリーナー導入により、富栄養化を抑制し、同時に抗菌効果を体感しました。シリカや炭酸カルシウム、好気性バクテリオフィルム(配管や周辺機器に看られるヌルヌル)によるエネルギーコストのロスも抑制も日々の保守点検にて確認しています。常日頃から、施設の周辺機器の導入際し、イニシャルコストとランニングコストの問題は頭を悩ますポイントです。
今後、新規の冷却塔導入に際しては、アキュサイトクリーナーを当初より組み込むことを考えております。保守に費やす薬剤や消費電力コストは、日々の蓄積ですので経年で大きな出費につながります。保守点検に要する時間の短縮も人的コストを考えると利点です。
生活協同組合共立社総合企画部施設管理課
渡部正志氏談
※生活協同組合共立社は、山形県全体の生活協同組合(COOP)を運営する組織。地場産業を大切に、地産地消を進める真摯な姿勢は全国の生活協同組合の指標とされている。